導入事例

株式会社PLANT様

リノベーションを機にワークエンゲージメントのさらなる向上を目指して

※「Office DARTS」は記事の取材時のサービスの名称です。現在はリニューアルされた「YourDesk」をご利用頂いております。

社名
株式会社PLANT
URL
https://www.plant-co.jp/

当社は、衣食住のあらゆる部門にわたり網羅的に生活必需品を取扱うスーパーセンターを中心に、地域密着型の営業展開を行っております。「PLANT」は元々、「工場」「設備」「植物」などの意味があります。当社は衣食住すべての関連商品を取り扱うことで『生活インフラになりたい』『人々の生活を支える店でありたい』との信念を抱いております。そのことから『(工場のように)大きなスケール』『(工場・設備・植物のように新たなものを生み出す)生活基盤・インフラ』といった意味を込めて、「PLANT」を会社名としました。

Office DARTSを導入したきっかけをお聞かせください

トップの意向で数年前から、フリーアドレスを採用し始めました。個人のデスクを持たずにそれぞれ自由に席を選んでよいということでスタートしたのですが、いつの間に各自座る席を決めてしまい、フリーアドレスというものの変化のない状態が続いていました。
この硬直状態を打開しなければと思案していたところ、2021年2月に弊社の3階建ての本社を全面的にリノベーションすることになり、それを機にOffice DARTS 2を導入しようということになりました。
Office DARTSを導入したのは、Office DARTSを導入した成功事例として、カルビー株式会社様の記事を読んだのがきっかけです。当社でスタートしたのは今年3月、4月ですから、実績としたらまだ2か月程度ということになります。

左から 執行役員管理本部長 畭 卓資様、DX戦略本部システム企画部部長 酒井正美様

※「Office DARTS」は記事の取材時のサービスの名称です。現在はリニューアルされた「YourDesk」をご利用頂いております。

Office DARTSを利用している部署と人数、
座席のタイプをお聞かせください

本社の商品本部が39名、店舗運営本部が19名、ブランド事業部が9名、DX推進本部が8名で、計75名分です。DX推進本部でデスクトップパソコンを使用している社員は固定席にしており、役員席は基本的には固定席になっています。
座席のタイプは完全に仕切った個人シートの扱いで、電話も対話も禁止というルールで利用する集中席のほか、コミュニケーションを取れる部屋を用意しています。人気が高いのはやはり集中して作業ができる集中席です。
新型コロナウイルス感染症対策ですが、もともとデスクは余裕をもって設置しているので、ソーシャルディスタンスは実現されていますし、対面しているデスクにはパーテーションを設置しています。

※「Office DARTS」は記事の取材時のサービスの名称です。現在はリニューアルされた「YourDesk」をご利用頂いております。

導入後の従業員のみなさんの反応はいかがですか

導入事例としてインタビューを受けるにあたり、社員にヒアリングを実施しました。
何よりも一番のメリットとして、普段なかなか関わることのない他部署の社員との交流や対話ができることが新鮮だという声が上がりました。部署横断的な交流がエンゲージメントを醸成し、結果的には仕事へのモチベーションにもつながるのではないかと思います。効果を数値化することはできませんが、「今日は誰と隣り合うか」という軽い高揚感は常にフレッシュな心理状態を維持し、自律的行動にもつながるのではないかと考えます。
人の性格や感情はそれぞれで、人見知りの人もいれば、社交的な人もいます。固定席がないことに抵抗のある人も、ない人もいると思いますが、現状を見る限りではみな慣れて来て、Office DARTSを当たり前のように利用しているという状況です。

※「Office DARTS」は記事の取材時のサービスの名称です。現在はリニューアルされた「YourDesk」をご利用頂いております。

スマホでの利用者も多いとお聞きしましたが

当初はタイムカード機の隣の壁にディスプレー用のタッチ式パソコンを設置し、そこでOffice DARTSによって席の抽選をするという流れを、基本的な運用方法として考えたのですが、当社のICカードが利用できないことから、ログインが少し面倒に感じた社員もいたようです。
そこで社員に聞き取りをしたところ、スマホからログインして利用するほうが、通勤時をはじめ、どんなタイミングでもアクセスできるのでありがたいという意見が多かったので、途中からスマホでの使用を推奨しました。そのためログインから座席決定までの工程がよりスムーズになりました。途中からスマホ利用に移行できたことは、快適度を上げられた大きな要因だったかもしれません。

※「Office DARTS」は記事の取材時のサービスの名称です。現在はリニューアルされた「YourDesk」をご利用頂いております。

課題があるとしたら、どのようなことでしょうか

 当社ならでは傾向なのですが、曜日によって座席の混雑度が大きく異なります。月曜日から水曜日くらいまではミーティングなど会議も集中するので出勤率が高く、席が足りないくらいになってしまうのに対して、木曜日以降になると出勤者が減り、席が空いたままという状況が続きます。
週の後半は社員が点在してしまう状況なので、他部署の社員とのコミュニケーションを取る機会もなく、光熱費などランニングコストの無駄も気になります。それなら一部に固まるような座席レイアウトでもいいのではないかという声が届いています。この課題を解消できるフレキシブルなレイアウトが可能かどうか、検討しているところです。

Office DARTSを導入したことへの期待や
今後の展望をお聞かせください

Office DARTSを導入したことに期待しているのは、採用をする際に強みとなるという点でしょうか。当社は全面的なリノベーションを実施したわけですが、スタイリッシュな上、働きやすい環境を整えることが出来たと思っています。そうしたハード面だけでなく、社員の満足度やワークエンゲージメントを高めるためのツールとして、フリーアドレスをより効率よく快適に実施するOffice DARTSのようなシステムを導入しました。働き方改革を着々と推進し、学生さんに働きたいと思っていただけるような環境になったと自負しています。

Office DARTSを導入してからまだ2か月なので、この先の発展性はまだわかりませんが、会社に来る楽しみにつながるといいと思っています。社員の満足度を測ることは難しいのですが、ちょっとした表情や実際に働いている時のコミュニケーションなどを見ると、少なくとも半年前に比べ、ずいぶん変わってきているなと感じます。結果的には部署を超えた組織の横断化が実現し、仕事にシナジーが生まれるのが理想です。

-Office Darts スタッフ一同より-
「何よりも一番のメリットとして、普段なかなか関わることのない他部署の社員との交流や対話ができることが新鮮だという声」は、我々スタッフ一同も、うれしかったです。社員様からヒアリングした意見をもとに、運用方法を適宜変更されてらっしゃる点も印象的でした。働き方改革を着々と推進するための、Office DARTSの機能追加も検討しておりますので、今後とも、何卒宜しくお願いします。
ご協力、ありがとうございました。

※インタビュー時はマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを確保しております。

※「Office DARTS」は記事の取材時のサービスの名称です。現在はリニューアルされた「YourDesk」をご利用頂いております。

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